成形工場における段取マンの必要最小人数の検証

#作業要員の検証 #樹脂型成形工程 #段取りマンの人数 #作業者サイクル線図 #生産計画

このシミュレーションモデルの目的
多数の設備で並列して多品種生産を行う成形工場において段取マンを何人確保しておけば良いかを検証する
樹脂型成形工程(スタンドアローン版)

モデル概要

110品種の製品(成形品)を、20個の設備(成形機)で生産する。

  • 生産期間は1ヶ月。(1ヶ月で124万個の成形品を生産)
  • 生産プロセスは成形工程の1工程のみ
  • 成形機では品番を切り替える際に段取作業(段取時間:最大2時間)を行う。
  • 生産効率は、

①生産負荷(製造する品番構成および数量)

②生産計画(どの設備で、どの製品を何個、いつ製造するか)・・・職長が計画を立案

に依存する。

  • このとき、段取マンの編成(担当範囲および人数)が適切でないと、成形機の段取り作業の作業者待ちによる生産の遅れや、作業者の過剰な待機の発生による労働生産性の低下を招く。

GD.findi シミュレーションモデルの中に、作業者編成を適切に設定する。

  • チーム(チーム名、チームに所属する段取マンの人数、チームのシフト)を事前に登録する。

※GD.findi では、同じ班(チーム)に所属するスタッフは同じシフトで勤務します。

  • 各成形機の段取作業(ツーリングアクティビティ)に、チームを割当てる。

チームに所属するスタッフが複数名いる場合は、その時に空いている人が段取作業を担当する。
空いているスタッフがいない場合は、スタッフの空きが出来るまで段取り作業が行われない。

これにより、GD.findi では チームの人数設定を変更するだけで、適切な人数かどうかの評価を行うことが出来ます。

モデリング仕様

樹脂型成形工程(スタンドアローン版)
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アウトプット・レポート例

■ 段取りマンのサイクル線図

樹脂型成形工程(スタンドアローン版)