自動車用タイヤ製造のシミュレーションモデル

#ライン設計の成立性の検証　#タイヤ製造　#中間製品・半製品

このシミュレーションモデルの目的

“生産ライン設計の成立性を検証”
段取時間も含めて日当たりの目標を達成できるか

モデル概要

４品種のタイヤ（タイヤ１, タイヤ２, タイヤ３, タイヤ４）の生産工場
対象の製造工程は、「材料工程」 – 「成形工程」 – 「加硫工程」
（※本シミュレーションでは混合工程や検査工程は対象外）
設備の配置計画と適切な仕掛在庫 – 各工程の能力差に応じて、設備台数を調整して生産能力のバランスをとる。
– ボトルネック（加硫工程）が最大稼働率になるよう、生タイヤの仕掛在庫を適切に配置する。
材料工程では、タイヤ製造に必要な材料（以下）をそれぞれ２種類製造する。
– トレッド１, サイドウォール１, プライ１, ベルト１, ビード１, ライナー１, チェーファー１
– トレッド２, サイドウォール２, プライ２, ベルト２, ビード２, ライナー２, チェーファー２
材料工程では、製造した材料をロールに巻きつけた姿で出荷し、成形機前にロールの形で供給する。
※本モデルでは１ロールで20個の生タイヤを生産できるものとする。
４種類のタイヤは次のような材料で構成されている。この材料を使用して生タイヤを作る（成形する）
– タイヤ１の材料｛トレッド１, サイドウォール１, プライ１, ベルト１, ビード１, ライナー１, チェーファー１}
– タイヤ２の材料｛トレッド２, サイドウォール１, プライ１, ベルト２, ビード１, ライナー１, チェーファー１}
– タイヤ３の材料｛トレッド１, サイドウォール１, プライ２, ベルト２, ビード２, ライナー１, チェーファー２}
– タイヤ４の材料｛トレッド２, サイドウォール２, プライ２, ベルト２, ビード２, ライナー2, チェーファー２}