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【DXだけじゃない】
製造業こそ未来志向であるべき理由
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【無料お役立ち資料】DX推進プロジェクトが 「失敗」に終わらない ためには
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本e-bookでは、DX推進が失敗してしまう3つの要因と、DX推進成功に向けての4つのポイントをご紹介いたします。
日本の製造業が置かれている現状
製造業が未来志向であるべきという話に入る前に、まずは日本の製造業が置かれている現状から振り返っていこうと思います。
経験と勘、ベテランの世界
日本の製造業は長らく「職人技」という言葉にも表れているように、多くの熟練技能者に支えられてきました。そこでは、「勘」と「経験」によるものも少なくなく、工程設計ひとつをとっても現場ですり合わせながら手作りしていくような状態でした。
依存するモノづくり
しかし、上記のような状態は言い換えるとベテラン技能者に依存する「属人状態」ということになります。そして「人」に依存するということは、その人がいる現場つまりは「地域」に依存することになります。
さらに、勘と経験による生産の在り方は、供給と需要がある一定のバランスを保っている場合(同一性がある場合)に効果を発揮します。つまり、急なオーダーの変化やライフサイクルの短命化などの「変動」には非常に弱いのです。
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ここでまとめ
日本のモノづくりは、「人」「地域」「同一性」に依存している
一方で、日本のモノづくりを取り巻く環境は急激に変化しています。
ベテランの高齢化、現場の人手不足といったことは従来から問題視されていましたが、近年のライフスタイルの変化によるニーズの多様化、そして新型コロナウイルスからのニューノーマルなど…従来の「依存するモノづくり」では組織全体の競争力を低下させるといっても過言ではありません。
製造業こそ未来志向に
ここまで日本の製造業の課題を述べてきましたが、裏を返せばこの「依存状態」を脱することで大きな飛躍につながります。
例えば、将来起こりうるリスクや課題点を現場にいたる前の設計段階でつぶしておく、経営層⇔マネジメント層⇔現場層が同じ定量的データを元に会話し意思決定を下す、供給ロスが少なくなるよう消費量が多い地域で生産するといったことが実現できれば、生産性向上のみならず組織全体の最適化が図れるといえます。
依存しないモノづくりへ
そして、未来志向の最も重要なポイントは「依存しないモノづくり」を目指すということです。
「人」、「地域」、「同一性」に依存しない生産システムを設計することで、
・属人化からの脱却
・グローバルな地域も視野にいれた他拠点展開
・需要変動といった変動にも迅速に対応
といったことを実現することができます。
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未来の最適解を導く方法とは
では、どのように依存状態を脱し、「未来志向」を実現することができるのでしょうか?ここでは「シミュレーション」という1つの方法をご紹介いたします。
「シミュレーション」という一手
製造業におけるシミュレーションは、実に様々なものがありますが、ここでは生産ラインや生産システム全体をシミュレーションする「生産シミュレータ」についてご紹介いたします。
生産シミュレータでは、生産ラインそのものから搬送工程、作業者要員数、生産ロット数等生産システムにおけるあらゆることをシミュレーションし、検証することができます。
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生産シミュレータがなぜ「未来志向」を実現することができるツールなのか
生産シミュレータは手元のパソコン上で動くものですから、現場を動かす必要は全くありません。つまり、現場がない設計段階においてもレイアウト設計案や工程設計案等を検証することができます。
今まで、現場で「やってみないと分からない」ことがシミュレーションを使うことで、事前に可視化することができるのです。そして、シミュレーション結果はアニメーションやグラフで示すことができますから、経営層⇔マネジメント層⇔現場層が同じ定量的なデータを元にして、未来のための意思決定を下すことができます。
生産シミュレータを選ぶなら
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まとめ
パンデミックだけでなく「依存状態にあるモノづくり」を脱却するためには、将来に起こりうることを予測し、迅速に対応することが重要です。
そして、従来のように勘や経験だけに頼るのではなく、「未来志向」に変革することは製造業にとって大きなチャンスになるといえます。
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デジタル・トランスフォーメーション(DX)をビジネス戦略として捉えたとき、製造業におけるDXの価値とは何か、そしてDXを成功させるために何をすべきかをまとめてご紹介しています。
参考文献
製造現場のデジタル変革、コニカミノルタが失敗からつかんだ成功のカギ
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2109/07/news089_2.html
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