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モノづくり用語解説 | 本記事は 3分で読むことができます
タイムバケットとは?MRPとの関係性についても解説
執筆者:レクサー・リサーチ マーケティング 山上玲奈(やまがみ れいな)
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本記事では、MRPを知る上でおさえておきたい「タイムバケット」について、その意味からMRPとの関係性について解説します。
タイムバケットとは?
タイムバケットとは、MRP(資材所要量計画)において使用される言葉で、ひとつの期間を区切る単位であると定義づけられます。
“タイムバケットはMRPにおける時間単位のこと
MRP(資材所要量計画)とは
MRP とは、製造業などの生産管理手法の一つで、生産計画に基いて部品表と在庫情報から発注すべき資材の量と時期を決定する方式です。 1960年代に考案され、コンピュータシステムと共に広まりました。
タイムバケットとMRPの関係
MRP計画においてはタイムバケットを何日に設定するかによってどれだけ詳細なものになるかが決まります。
タイムバケットの大きさは通常3日から7日で、計画の期間は通常3ヶ月から6ヶ月です。
例えばバケットの大きさを3日とし、計画期間を3ヵ月、月間の稼動日数を22日とした場合では22個のバケットが必要となります。
バケット数量はMRPの処理時間に関係するため、必要な期間内に設定する必要があります。
タイムバケットの大きさは、製造指示のサイクルや実績収集の頻度など、購買や製造の内容によって決定されますが、これらはMRPに特徴的な考え方であるといえます。
まとめ
MRPシステムは、生産スケジュールの作成と在庫の維持が必要なあらゆるビジネスにとって不可欠なものです。多くの資源を持つ大企業だけのツールではなく、どのような企業でもプロセスを効率化するために利用することができるのです。
元記事発行日: 2022年8月23日、最終更新日: 2022年8月29日