製品切替時に発生する段取作業(ツーリング・アクティビティ)を定義します。ツーリングアクティビティは、主体作業(ステーション・アクティビティ)に付帯させる作業として定義します。
設定方法 #
モデルの例 #
3つの製品を生産するモデルで説明します。この例では、下記のようにそれぞれの製品の生産を切り替える際に段取時間が発生することとします。
製品A⇒製品B・製品B⇒製品A 35秒
製品B⇒製品C・製品C⇒製品B 30秒
製品C⇒製品A・製品A⇒製品C 25秒
設定方法 #
① 左メニューの「ツーリングマスタ」を選択し、ツーリングマスタ設定画面を開きます
② 設定画面の「名前」にカーソルをあわせ、右クリックをし、新規作成 を選択します
③ ツーリングアセット(機種切り替え)を追加します。同様の手順で、Tool0~2を追加します
④ ステーション・アクティビティ 設定画面にて、ツーリング・アクティビティを追加します
*ステーション・アクティビティ設定画面は、左メニューの「アクティビティ」を選択すると表示されます
⑤ 各プロセスで、ツーリング・アクティビティを追加し、「取付け」「取外し」の操作を追加します。
生産プロセスA
製品B⇒製品A:Tool0 を取付け、Tool1を取外し(35秒)
製品C⇒製品A:Tool0 を取付け、Tool2 を取外し(25秒)
生産プロセスB
製品A⇒製品B:Tool1 を取付け、Tool0 を取外し(35秒)
製品C⇒製品B:Tool1 を取付け、Tool2 を取外し(30秒)
生産プロセスC
製品A⇒製品C:Tool2 を取付け、Tool0 を取外し(25秒)
製品B⇒製品C:Tool2 を取付け、Tool1 を取外し(30秒)
(参考)マテリアルフロー #
段取り作業が発生すると、マテリアルフローでは下図のように黄色で表示されます。