シミュレーション時にAGVの動きを確認したい場合は、Agent Designer でAGV台車を設定し、該当の搬送作業に割り当てる必要があります。
設定方法 #
ここでは、基本的な設定方法についてご紹介いたします。リファレンスマニュアルもあわせてご参照ください。
① Agent Designer で、エージェントを作成する #
Agent Designer で、エージェントモデル「作業者」のエージェントを作成します。
② 搬送アクティビティ で、搬送作業を割り当てる #
搬送アクティビティの設定画面にて、該当の搬送作業の「割当」に①で作成したエージェント「AGV」を割り当てます。
応用編 #
Agent Designer にある各種エージェントモデルを用いることで、目的にあった動きの表現が可能です。
牽引車 #
搬送経路が無い場合は、エージェントモデル「作業者」と挙動が同じです。
搬送経路が有る場合、通路上の先行搬送するアセットを追い抜かない搬送表現ができます。
通路指定作業者 #
指定された通路を往復する作業者の動作表現が行えます。このエージェントモデルを利用することにより、作業者の移
動通路の定義が簡単に行えます。
通路指定牽引車 #
指定された通路を往復できる牽引車の動作表現が行えます。
このエージェントモデルを利用することにより、牽引車が指定通路で往復できるようになり、衝突退避も指定できます。
AGV_Scheduled #
搬送開始時間が決まっている無人搬送機などの表現を可能とします。
AGV_Unscheduled #
エージェントモデル「AGV_Unscheduled」は、エージェントモデル「AGV_Scheduled」とは異なり、設定された稼働
時間内で搬送経路上を移動し続けます。
搬送待ちの仕掛品がある場合に荷積み・荷卸しを実行します。