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【基本から解説】製造業における納期の重要性とその管理方法とは

執筆者:レクサー・リサーチ マーケティング 山上玲奈(やまがみ れいな)

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【基本から解説】製造業における納期の重要性とその管理方法とは

納期は、製造オペレーションや生産管理における重要な要素です。本記事では、納期についてその意味から重要性、QCDとの関連性について解説します。

納期とは?

納期とは、お客様が注文や購入した商品を受け取ることができる日のことです。製造工程では、生産作業やリソースの設定に役立つ重要な要素であり、 企業の生産体制がいかに効率的に運営されているかを測る指標として使われる ことが大半です。

納期は、商品の製造にかかる時間、一度に製造する商品の数、製造に使用する材料の種類、発注からの経過時間など、さまざまな要因によって決定されます。

納期に関わる要素

製品の納期遵守に影響を与える要因はたくさんあります。その要因には次のようなものがあります。

-製造に携わることができるスタッフの数

-スタッフがどれだけの経験を持っているか

-オーダーや生産をする工場の規模

-他の注文の状況(割り込みがあるか など)

納期とQCDの関係

QCD

製造業では「QCD」という言葉があり、それぞれ Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)を指しています。

品質、コスト、納期はすべて相互に関連しており、トレードオフの関係にもあります。

納期を知ることの価値

【基本から解説】製造業における納期の重要性とその管理方法とは

ビジネスにおいて、自社の製品がいつ納品されるかを知ることは非常に重要です。顧客にとっても、いつ製品が届くかを知ることは重要です。

納期を守ることは、企業を財務的リスクから守るだけでなく、将来の生産とマーケティングを計画する上でも役立ちます。

納期遅れに伴うリスク

納期は製造業にとって非常に重要であり、生産、財務、顧客満足度などに大きな影響を与える可能性があります。

 納期遅れに伴うリスクは、収益の損失や顧客不満の可能性にとどまりません。 生産の遅れによる残業代などのコスト増につながります。また、納期が守られないと、出荷遅延によるペナルティや契約解除につながることもあります。

納期を守るために:管理方法をご紹介

生産活動は、正確さと細部へのこだわりが要求されるプロセスです。メーカーは、顧客の期待に応え、高品質の製品を生産すると同時に注文に対する納期を確実に守る必要があります。

納期遵守には十分なスタッフを確保することや資材を滞りなく調達することなど、さまざまな方法があります。ここでは、納期の目標を達成するための手段を3つご紹介します。

1) 計画を立てる – 納期を把握しそこから逆算して、工程の各段階を計画します。

2) 顧客とのコミュニケーション – 顧客と密にコミュニケーションをとることで、納品にまつわるトラブルを未然に防ぐことができます。

3) ツールを使う – 生産スケジューラや製造実行システムなどを使い、製品の完成までの流れを可視化する。このことで、予定より遅れているプロセス・タスクを洗い出し、納期に間に合わせるための方法を検討することができます

まとめ

【基本から解説】製造業における納期の重要性とその管理方法とは

納期とは、注文した製品が納品される予定の日のことです。納期は、注文時にお客さまに提示されます。商品を受け取るまでの待ち時間に影響するため、顧客は自分の注文がいつ届けられるかを知ることは重要であるといえます。

元記事発行日: 2022年10月13日、最終更新日: 2022年10月13日